サカモト石油のよもやま話~笑顔を届けるサービス業😊~

皆さんこんにちは!

サカモト石油の更新担当の中西です。

 

笑顔を届けるサービス業😊

 

ガソリンスタンドの魅力は、実は“人”にあります。
自動化が進む世の中で、フルサービスのスタンドには今も“人の温もり”が残っています。







🤝 挨拶から始まる信頼


お客様が車を停めた瞬間の「いらっしゃいませ!」の声。
この一言で、スタンドの印象は決まります。


ただ燃料を入れるだけではなく、
「雨の日も風の日も、笑顔で対応してくれる人がいる」――
それがガソリンスタンドの価値です。


挨拶、言葉遣い、身だしなみ、目配り。
すべてに“接客の基本”が詰まっています。







🧽 現場のチームワーク


忙しい時間帯には、1台を複数人で担当することもあります。
「給油」「窓拭き」「タイヤ点検」「お釣り対応」――
一つの車をチームで仕上げるスピードと連携こそ、現場の誇りです💪


スタンドスタッフ同士の声かけが活気を生み、
それがそのまま“お客様への安心感”につながります。







💡 “気づく力”が本物のサービスを生む


ガソリンスタンドの仕事には、“観察力”が欠かせません。
「タイヤ、少し空気が抜けていますね」
「ワイパーが劣化しています」
そんな一言が、トラブルを未然に防ぎます。


言われる前に気づき、提案できる――
それがプロのスタンドマンの価値です。







🌸 地域に根ざした関係


常連のお客様の顔を覚え、名前で呼び合う関係。
地元のイベントや祭りで協賛するスタンドも多く、
“地域コミュニティの中心”としての役割も果たしています。


「スタンドの明かりがついているだけで安心」
そんな声をもらうとき、この仕事の意味を実感します。







🌟 まとめ


スタンドの魅力は、燃料ではなく“人の心”にある。
笑顔・気づき・誠実な姿勢――
それがガソリンスタンドの原動力です。


燃料を届けるだけでなく、信頼を届ける。
それが、私たちの仕事の誇りです⛽💖


 

サカモト石油のよもやま話~冬前の愛車メンテナンスガイド❄️~

皆さんこんにちは!

サカモト石油の更新担当の中西です。

 

冬前の愛車メンテナンスガイド❄️

 

11月は、寒さが本格化する前の“愛車点検のベストシーズン”です。
ガソリンスタンドでは、冬に備えたメンテナンスが増える時期。
ここでは、プロの視点から「冬支度に欠かせないチェックポイント」を紹介します







1. バッテリーの点検


寒くなると、バッテリーの電圧が下がり、エンジン始動不良が増加します。
特に3年以上使用しているバッテリーは要注意。
スタンドでの無料点検を受けておくことで、冬の朝の“エンジンがかからない!”を防げます


チェックポイント:
・電圧(12.4V以下は交換目安)
・液量(減少していないか)
・端子の腐食(白い粉が付いていないか)







2. タイヤと空気圧の確認


気温が下がると空気圧は自然に低下します。
空気圧が足りないまま走ると燃費が悪化し、タイヤの摩耗が早まります。


さらに11月後半はスタッドレスタイヤへの交換シーズン。
雪国でなくても、寒冷地へのドライブ予定がある方は早めの履き替えを。


タイヤチェックポイント:
・残り溝(4mm以下は交換推奨)
・ひび割れや硬化
・ナットの締め付けトルク







3. ウォッシャー液・ワイパー


冬場は霜や泥汚れで視界が悪化します。
ウォッシャー液の凍結防止タイプに入れ替え、ワイパーゴムの硬化チェックも忘れずに。
「視界の安全」は、冬の運転トラブルを防ぐ最も基本的なメンテナンスです







4. オイル交換と冷却水


エンジンオイルは、低温時の粘度が大きく影響します。
古いオイルのままだと、始動直後の潤滑が悪く、エンジン負担が増します。
5000kmまたは半年に1度は交換を。


また、冷却水(LLC)も重要。
濃度が薄いと凍結し、エンジンが破損することもあります。
スタンドでは比重計で即チェックできます。







5. 洗車・コーティングで塩害対策


冬の道路では融雪剤(塩化カルシウム)が撒かれます。
これが車体下部のサビの原因に。
下回り洗浄・撥水コートをしておくことで、愛車の寿命を守れます✨







まとめ


ガソリンスタンドは「燃料を入れる場所」ではなく「安全を守るパートナー」。
日々の点検が、安心ドライブの第一歩です。


冬前の今こそ、スタンドで愛車をリフレッシュしてあげましょう❄️✨


 

サカモト石油のよもやま話~地域を支えるエネルギーステーション⛽~

皆さんこんにちは!

サカモト石油の更新担当の中西です。

 

地域を支えるエネルギーステーション⛽


 

ガソリンスタンドというと、「燃料を入れる場所」というイメージが強いかもしれません。
しかし、今のガソリンスタンドはそれだけではありません。
エネルギーの供給拠点であり、地域インフラを支える重要な“ライフライン基地”でもあるのです🚛✨







🌞 エネルギー供給の最前線


日本全国には約27,000のガソリンスタンドがあり、
その多くは地域社会の生活と産業を支える拠点になっています。


・通勤や通学の車
・配送トラック
・農業機械や建設車両
・消防・救急・警察などの公用車


どんな乗り物にも欠かせない燃料を、安定して届けることが私たちの使命です🔥


また、災害時にもスタンドの存在は欠かせません。
停電や断水の際にも、**非常用発電設備を備えたSS(サービスステーション)**が地域を支えます。
被災地への燃料供給や、避難者への給水支援など、スタンドは“見えない防災拠点”としての役割も担っています💪







🧴 給油だけじゃない、スタンドの多機能化


近年のガソリンスタンドは「車の総合ケアセンター」として進化しています🚗✨


🔧 オイル交換・バッテリー交換
🧽 洗車・コーティング・タイヤ交換
🚙 車検・整備・レンタカーサービス
📦 災害時の軽トラ貸出や移動販売支援


つまり、ガソリンを入れるだけでなく「車の健康管理」をトータルで行う場所へと変わりつつあるのです。







🏠 地域に根ざした安心拠点


ガソリンスタンドは、ただの商業施設ではありません。
「顔なじみのスタッフ」「いつも挨拶してくれる人」――
そんな温かい関係が、地域の安心感をつくります🌸


特に地方では、
「お年寄りが元気に来ているか」
「いつもと違う様子はないか」
といった“見守りの拠点”としての役割を果たしているスタンドも増えています。







🌏 変わるエネルギーの時代に


電気自動車(EV)やハイブリッド車が普及する中で、
ガソリンスタンドは“エネルギーの転換点”に立っています⚡


EV充電器・水素ステーションの併設など、
「ガソリンだけではないエネルギーステーション」への進化が求められています。


未来のスタンドは、
“燃料補給”から“エネルギーサポート”へ――。
ガソリンスタンドは、時代とともに形を変えながらも、
人々の生活を支え続ける存在であり続けるのです⛽✨







🌟 まとめ


ガソリンスタンドは、単なる給油所ではなく「地域を動かすエネルギーの基地」。
日々の安心、安全、快適な暮らしを支える“縁の下の力持ち”です。


私たちは今日も、1台1台の車、1人1人の笑顔を大切にしながら、
地域のエネルギーを守り続けています🚗💨


 

サカモト石油のよもやま話~進化し続ける⛽✨~

皆さんこんにちは!

サカモト石油の更新担当の中西です。

 

⚙️時代とともに変わる“エネルギースポット”


かつてのガソリンスタンドは、
「燃料を入れるだけの場所」でしたが、
今は**“クルマの総合サポート拠点”**へと進化しています🚙✨


電気自動車(EV)やハイブリッド車の登場により、
充電ステーションやエコ洗車など、
新しい形のエネルギー供給が広がっています⚡🔋




ガソリンだけじゃない、“次世代のスタンド”が始まっています🌏💚







🌿エコと快適を両立する新サービス


最近のスタンドでは、
🌱環境に優しい洗剤を使ったエコ洗車、
☕カフェスペースでの休憩やWi-Fi完備💻、
🧰メンテナンス予約のオンライン化など、
「居心地のいい空間づくり」にも力を入れています✨




“給油する場所”から、“立ち寄りたくなる場所”へ🚗🌸







💪ガソリンスタンドで働く魅力


ガソリンスタンドの仕事は、
人と関わりながらチームで動く、やりがいのあるお仕事🔥





  • 車の知識がどんどん増える🔧




  • お客様の笑顔が直接見られる😊




  • チームで連携して達成感を味わえる💪




若いスタッフや女性も活躍していて、
“車好き”はもちろん、“人好き”な方にもぴったりの職場です🌈✨







💡これからのガソリンスタンドの未来


水素ステーション💨、EV充電、再生可能エネルギー⚡
これからのスタンドは“未来のエネルギー拠点”として、
よりクリーンで便利な形に変化していきます🌍💚




時代が変わっても、「人の安心を支える」という使命は変わりません✨







💬まとめ:進化する“エネルギーのプロ”たち


ガソリンスタンド業は、
車社会とともに成長を続ける“未来型の仕事”🚙💡




エネルギーを届け、人の笑顔を生む。
ガソリンスタンドは、今もこれからも街を動かす原動力です⛽🌞🌈



 

サカモト石油のよもやま話~車と人の安心を守る✨~

皆さんこんにちは!

サカモト石油の更新担当の中西です。

 

🌞“給油”だけじゃない!現代のスタンドは“安心サポート基地”💪


ガソリンスタンドと聞くと、
「ただ燃料を入れる場所」というイメージを持つ人も多いかもしれません。
でも実は、ガソリンスタンドは ドライバーの安全と快適を支えるプロの現場 なんです⛽✨


タイヤの空気圧チェック🔧、オイル交換🛢️、
バッテリーやワイパーの点検🔋、洗車サービス🚗💦——
どれも“快適なドライブを守るための大切な仕事”🌈




ガソリンスタンドは「車のかかりつけ医」なんです😊💙







👨‍🔧プロの技術とおもてなし


スタンドスタッフは、
車の状態を一目で見抜くプロフェッショナル👀✨
お客様一人ひとりに合わせたアドバイスで、
“安心して運転できる環境”を提供します🚙🌿


さらに笑顔での接客・明るい声掛けも欠かせません🌞




「いってらっしゃい!」の一言に、今日も元気をもらえる⛽💫







🌈地域を支える存在


災害時や停電時にも、
ガソリンスタンドは地域のライフラインとして重要な役割を担っています⚡🚒
緊急車両や物流車の燃料供給など、
“街の安全を守る”インフラの一部 なんです🏙️✨







💬まとめ:ガソリンスタンドは“人と車の交差点”


ガソリンスタンドの仕事は、
給油だけでなく、人と車、街と安全をつなぐお仕事🚗🤝✨




今日も一台一台に笑顔を届ける。
ガソリンスタンドは、エネルギーと安心を届ける場所なんです⛽🌞🌈



 

サカモト石油のよもやま話~やりがい~

皆さんこんにちは!

サカモト石油の更新担当の中西です。

 

1|この仕事のやりがい(Motivation)🌟


① 地域インフラを守る誇り




  • 通勤・物流・救急・防災…「動く」を支える最後の砦




  • 台風や大雪の後、感謝の言葉を直接もらえる“公共的やりがい”。




② お客様を"顔で覚える"関係づくり




  • 常連の車歴・乗り方・タイヤの癖まで把握でき、プロの伴走者になれる。




  • 「次はオイル交換ですね」「今日は花粉多めなので上級洗車にしませんか?」など先回りの提案がダイレクトに喜ばれる。




③ 技術と接客の“二刀流”が身につく




  • 洗車・コーティング・タイヤ・オイル・バッテリー・簡易整備、そしてEV充電の運用まで。




  • 作業品質 × 接客品質 × 安全品質の総合力で自分の成長が数値にもレビューにも表れる。




④ 店づくりの面白さ(オペレーション設計)




  • レーン配列や動線、POP、アプリ訴求、同時購買の導線など、小売のPDCAが楽しめる。




  • 1つの打ち手が売上構成や滞在時間に跳ね返る“手応え”が大きい。




⑤ チーム戦の達成感




  • ピーク帯の連携、声がけ、事故ゼロのためのアイコンタクト。




  • **「安全・速さ・丁寧さ」**の三立を全員でクリアすると、現場の空気が一段上がる。




⑥ 災害時の役立ち実感(レジリエンス)




  • 自家発電・燃料の安定供給・情報発信で地域の安心を提供。




  • 事前訓練や在庫管理など、平時の準備が生む社会的なやりがい








2|お客様・地域の“いまのニーズ”(Needs)🔍


1) 速さと非接触の両立 ⏱🧾




  • セルフ + モバイル決済で滞在を短縮。




  • 給油レーンの混雑見える化(サイネージ、アプリ表示)も評価されやすい。




2) 価格の透明性と会員メリット 💴📱




  • 会員アプリ/ポイント/定期割で「いつ来てもお得」を設計。




  • 価格だけでなく洗車・コーヒー・整備とのセット価値を明確に。




3) 「クルマがキレイ」を最短で叶える洗車・コーティング ✨




  • 花粉・黄砂・虫汚れ・融雪剤など季節課題別のメニュー




  • サブスク洗車(回数無制限/家族共有)で“来店の口実”をつくる。




4) まとめて解決:軽整備・タイヤ・車検 🔧




  • パンク修理・バッテリー診断・ワイパー交換…ついで解決の安心感。




  • その場で車検見積→予約まで一気通貫に。




5) 併設・複合の利便性 ☕🍙




  • コンビニ/カフェ/ATM/宅配ロッカーで**「給油+α」**の用を足せる。




  • 清潔なトイレ広い駐車子連れ配慮が口コミの決め手。




6) EV/PHVユーザーへの受け皿 ⚡




  • 充電器の台数・出力・料金・認証方法をわかりやすく。




  • 充電待ちにカフェ・洗車・作業受付を提案し、体験価値を上げる。




7) 灯油・軽油の配達/農機・船外機の燃料ニーズ 🚜⛽




  • 地方・郊外では宅配や業務需要が安定収益に。




  • 定期ルート請求・決済のシンプル化が選ばれる理由。




8) 安全・環境配慮 🌱




  • 防火・静電気対策・こぼれ対策・排水処理・省エネ…**“見える安全”**は信頼の源泉。




  • カーボンニュートラル燃料添加剤の“わかりやすい説明”も評価される。




9) 多言語・観光対応 🌏




  • インバウンドや高速沿線で、多言語サイン/決済のニーズ増。




  • QR決済案内シートが満足度を底上げ。








3|主要ペルソナ別:刺さる提案例 🎯




  • 通勤ドライバー:朝7–9時の時短導線、クイック洗車、コーヒー割引、アプリ即時レシート




  • 子育てファミリー:キッズ優先レーン、ベビーカーでも入れるトイレ、休日の洗車+カフェセット




  • シニア層:フルサービス枠の曜日設定、無料点検会、電話予約の代行




  • 法人フリート:月次請求、車両台帳連携、夜間・早朝の整備スロット




  • 観光客:多言語案内、ハイウェイからのアクセス提示、地域クーポン








4|“現場で効く”体験設計🧩




  • レーン入口の1枚看板:今日の価格・洗車待ち目安・おすすめセットを3行で。




  • ノズルを握ってから10秒以内に次アクションが伝わるUI(アプリ会員→即値引)。




  • 精算後のワンタップで「洗車予約/次回整備予約/口コミ誘導」。




  • 雨天プラン:雨の日こそ使いたくなる“撥水×コーヒー券”セット。




  • 安全の見える化:手袋常備・静電気対策掲示・スタッフ指差呼称で安心演出。








5|スタッフの成長ロードマップ📈




  1. 基礎安全・接客(1か月):危険物取扱、導線理解、クレーム一次対応




  2. 商品理解(2–3か月):洗車・油脂・タイヤ・バッテリーの診断トーク




  3. 提案型接客(4–6か月):カルテ化、季節提案、セット販売




  4. 運営・数値(7–12か月):時間帯別KPI、在庫回転、アプリ会員のLTV最大化




  5. リーダー:シフト・安全指導、事故ゼロ文化づくり、自治体連携








6|KPI設計のたたき台📊




  • 来店構成:給油台数/非給油来店/新規・既存比




  • 粗利ミックス:燃料/洗車サブスク/物販・整備比率




  • 回転と体験:平均滞在時間、レーン稼働率、待ち時間満足度




  • CRM:アプリ登録率、クーポン利用率、再来店間隔、口コミ件数




  • 安全・品質:ヒヤリハット件数、清掃点検達成率、教育受講率








7|今日からできる3ステップ ✅




  1. “来店動機の棚卸し”:来店理由をスタッフ全員で30個書き出し、POPとアプリ導線に反映。




  2. “雨の日プロモ”の固定化:毎回悩まず回せる定型プラン(撥水上位→次回割+カフェ)。




  3. “安全の見える化”週間:声かけ・指差呼称・掲示・清掃を写真つきで記録→共有








8|採用・教育のメッセージ📣



私たちは「車を動かす」だけでなく、「人の予定と暮らしを進める」仕事です。
技術と接客を両方磨ける“二刀流の現場”。ありがとうが目の前でもらえる職場で、一緒に地域を支えませんか?







9|まとめ 🧭


SSの価値は、速さ・安心・清潔・一本化にあります。
やりがいは、地域を支える誇り・お客様と育つ関係・チームで成果を出す手応え
ニーズは、非接触の時短・わかりやすいお得・洗車/整備のついで解決・併設の利便・EV受け皿・安全と環境配慮
1つずつ磨けば選ばれる理由は必ず増えます。現場から“また来たい”を設計していきましょう。


 

サカモト石油のよもやま話~変遷~

皆さんこんにちは!

サカモト石油の更新担当の中西です。







1|高度経済成長期〜オイルショック:フルサービス全盛の時代(〜1980年代)‍


モータリゼーションの拡大とともに、SSは「燃料を入れる場所」以上の存在でした。ガラス拭き・灰皿清掃・オイル点検などの“おもてなし”が差別化の柱。看板(ブランド)と立地が価格よりも強い時代で、地域の交通インフラとしての役割が大きかったのが特徴です。







2|バブル崩壊〜規制緩和:価格競争の始まりとセルフ解禁(1990年代)


1990年代に入り需要の伸びが鈍化。並行して規制緩和が進み、1998年の消防法改正を機にセルフ式SSが可能に。安全設備や運用要件を満たすことを前提に、従来のフルサービス中心から運営形態の多様化が始まります。ウィキペディア+1







3|2000年代:セルフ化と“周辺サービス”の収益化


セルフ普及と価格自由化の浸透で粗利は圧迫。多くのSSが以下のような収益源を積み上げていきます。





  • 洗車(機械・手洗い・コーティング)




  • 車検・整備・タイヤ・オイル・バッテリ販売




  • ポイント/アプリ連動の会員化、プリペイド・キャッシュレス




この頃からコンビニ併設型の開発も本格化。ENEOS×セブン-イレブンなど、給油と購買の同時処理で「来店目的の複合化→客単価の底上げ」を狙うモデルが広がります。ENEOS







4|2010年代:統合再編と“チェーン運営”の進行


需要頭打ちと設備投資負担のなかで、ブランド統合・再編が加速。JX・東燃ゼネラルの統合(JXTG)を経て、2020年にENEOSへ商号変更。バックエンドの効率化やカード・アプリの共通化、広告投資の集約など“チェーンの論理”が業界に一段と浸透しました。ENEOS+1







5|2020年代:脱炭素・電動化・災害レジリエンスの三重課題⚡


5-1. 需要構造の変化とSS数の減少


燃費改善・人口減少・EV/ハイブリッド普及の影響で、SS数は1994年度末の6万0,421カ所をピークに半減以下2024年度末時点で2万7,009カ所という推計も公表されています(30年連続減)。小規模事業者の退出・統合も進行。The Japan Times



5-2. EV・水素など“マルチエネルギー化”


経産省はEV充電インフラの中長期整備指針を示し、利便性・持続性を確保する設置の考え方を整理。SSの敷地・動線・決済・会員基盤は充電の受け皿として相性が良く、実証・導入が加速しています。水素についてもステーション整備が政策的に推進され、段階的増設の目標が示されています。経済産業省+1



5-3. 災害時の“住民拠点SS”とBCP


地震・台風など非常時には、**自家発電と燃料在庫を備えた「住民拠点SS」**が地域の命綱に。営業状況の地図公開や優先給油の運用手順が整備され、自治体計画と連動してレジリエンス強化が進みます。エネ庁+2茨城県公式サイト+2







6|現在地:SSは「モビリティ×小売×エネルギー」の交差点へ




  • 小売機能の強化:コンビニ・カフェ併設、無人コンビニやATM設置で“ついで買い”を最大化。宇佐美鉱油




  • サブスク化洗車の定額サービスが普及し、アプリ連動でLTVを底上げ(例:Wash Pass 等)。Wash Pass+1




  • データ起点のCRM:アプリ・決済データを起点に、給油・洗車・物販を横断する“束ね売り”が可能に。




  • 業態複合:カーシェア、レンタカー、タイヤ保管、簡易PUDO、軽整備など“移動を支える総合拠点”化。








7|地域別に見る“課題とチャンス”


都市部




  • 渋滞・駐車スペース制約 → 回転率重視の導線設計




  • 差別化は時短(セルフ×非接触)と物販(コンビニ・カフェ)アプリ会員化




地方・郊外




  • 需要密度の低下 → 複合収益(洗車サブスク/車検/灯油宅配/農機燃料)で底上げ




  • 災害時の拠点化(住民拠点SS)で自治体連携・補助採択の可能性拡大 一般社団法人全国石油協会








8|年表でつかむ:主要トピック




  • 〜1990年代前半:フルサービス中心、立地×看板が競争軸




  • 1998年:消防法改正、セルフ式解禁(安全要件の整備)ウィキペディア




  • 2000年代:セルフ普及・価格競争・周辺サービス収益化




  • 2010年代:統合再編(JX×東燃ゼネラル→2017年JXTG、2020年にENEOSへENEOS




  • 2020年代:SS数の減少続く/EV充電・水素への対応、住民拠点SSの制度運用 The Japan Times+2経済産業省+2








9|これからの勝ち筋:現場で実装しやすい6つの戦略


① EV・充電×会員モデルの“抱き合わせ”設計 ⚡




  • 充電待ち時間に物販・カフェ・作業受け付けを提案




  • 給油・充電・洗車・カフェの横断ポイントで定着化(アプリで一元化)




  • 充電器は運用モデル(利用率・ピークカット・価格設計)まで含めて設置を検討。経済産業省




② 洗車・コーティングのサブスク化で“雨でも嬉しい”収益へ




  • 月額制で来店頻度の平準化、LTVを安定化




  • 価格は“軽いプラン+上位コース”のツーステップでCVR最適化(例:Wash Pass等のモデル) Wash Pass




③ コンビニ/無人小売の併設で“ついで買い”最大化




  • 朝夕ピークの動線最適化、決済レーンの混雑緩和




  • キャンペーンは「給油×コーヒー」「洗車×弁当」など同時購買に寄せる。ENEOS+1




④ BCPと「住民拠点SS」で地域の信頼資本を積み上げる




  • 自家発電・在庫・運用手順を点検し、自治体の優先給油スキームと接続




  • 平時から訓練・広報で“非常時の拠点”を認知形成。エネ庁+1




⑤ データ×動線の“現場最適化”




  • 給油レーン、洗車待機、物販導線を**数値化(台数×滞在時間)**して改善




  • 会員属性・時間帯別の**仕掛け(値引き/クーポン)**でアイドル時間を埋める




⑥ 人材の再定義:販売員→“モビリティ・コンシェルジュ”へ




  • 点検・提案・会員化・予約獲得までを担う提案型スキルを育成




  • KPIは売上より顧客生涯価値(LTV)/継続率








10|KPI設計のたたき台(週次モニタリング)




  • ① トラフィック:来店台数(給油/非給油)・新規会員数




  • ② 収益ミックス:燃料粗利比率/非燃料粗利比率(物販・整備・洗車・サブスク)




  • ③ 回転率:レーン稼働率・平均滞在時間・ピーク混雑指数




  • ④ LTV:会員ARPU・サブスク継続率・クロスセル率(給油→洗車→物販)




  • ⑤ BCP:非常用発電稼働テスト回数・自治体訓練参加状況・在庫日数








11|SSは“減る”のではなく“形を変える”


日本のSSは、フルサービスの象徴から、セルフ普及と価格競争を経て、今はマルチエネルギー×小売×地域防災を束ねる“エネルギーハブ”へと進化中。設備更新・人材育成・データ活用・自治体連携を一体で設計できた拠点ほど、次の10年も強く、長く選ばれていきます。




サカモト石油のよもやま話~“ドライバー得する活用術”~

皆さんこんにちは!

サカモト石油の更新担当の中西です。

 

さて今回は

~“ドライバー得する活用術”~

 

スタンドは“給油するだけの場所”ではありません。燃費が伸びる空気圧雨の日に差が出る視界突然死を防ぐバッテリー点検ボディ寿命を延ばす洗車——月1回の寄り道で、車の安全と経済性は大きく変わります。







1|燃費は“空気圧×走り方”で変わる ⛽




  • 空気圧月1チェック。低いと燃費ダウン+偏摩耗。指定値は運転席ドア内のラベルを確認。




  • 走り方:急加速・長いアイドリングは燃費の敵。渋滞は余裕を持って早出が吉。




  • 燃料選び:取扱エンジンに合った規定オクタンを。迷ったらスタッフへ️








2|タイヤは“ミリと年式”で判断




  • 溝の目安3mm以下は要注意1.6mmで交換基準




  • 年式:側面の**4桁(例:2423=2023年24週)**をチェック。5年目からはひび割れ・硬化を点検。




  • 空気圧kPa残溝mm点検票でお渡しします








3|雨の日の視界を“30分で”変える ️




  • ワイパー1年目安で交換。拭き筋・ビビりは早めに。




  • ガラス撥水:時速60kmで雨粒が飛ぶと疲れにくい。夜間の視認性が段違い。




  • 補充ウオッシャー液は虫汚れに効くタイプがおすすめ。








4|「突然かからない」を予防——バッテリー




  • 目安2〜3年。短距離・アイドリングストップ車は早めの点検を。




  • 電圧テスト要経過観察/要交換を判定→容量・規格は車に合わせてご提案。




  • 長距離前・車検前に無料点検をご利用ください








5|エンジンオイル“交換のサイン” ️




  • 距離5,000〜10,000km(車種・オイル種で前後)。




  • 症状:アイドリング不安定・燃費低下・加速もたつき。




  • 一緒にオイルフィルタ2回に1回が目安。








6|洗車は“季節×汚れ”で選ぶ ✨




  • 花粉/黄砂シーズン:早めにシャンプー洗車+下回りで塗装ダメージを防止。




  • 梅雨撥水orガラスコートで視界&汚れにくさUP。




  • 夏の虫汚れ虫取り泡洗車トップコートの順がラク。




  • 融雪剤(塩)は下回り洗浄が必須。サビ対策に。








7|セルフ店の“賢い使い方”




  • 入庫→静電気除去→給油の順で安全に。




  • タイヤエア水/空気/掃除機セルフ洗車給油ついでにまとめて。




  • 分からないときはスタッフ呼出ボタンへ。無理しないが一番








8|ドライブ前チェック️




  • 空気圧(指定kPa)




  • 残溝(mm)




  • ワイパー(拭き筋なし)




  • ウオッシャー液(満タン)




  • オイル(量・汚れ)




  • バッテリー(電圧)




  • 灯火類(全部点灯)








9|よくある質問(抜粋)❓




  • ハイオクにすると速くなる?指定外はメリット薄推奨燃料が最優先。




  • 空気圧高めは燃費に良い?乗り心地・偏摩耗のリスクあり。指定値±の範囲で。




  • 洗車は雨の前でも意味ある?あります。撥水と汚れ落ちでその後がラク








10|“月1回の寄り道”でクルマ長持ち


給油ついでに空気圧・ワイパー・バッテリー・オイル無料点検を。
点検票を保管しておけば、次回の整備タイミングが数字で分かるから安心です。






まとめ
空気圧(燃費)×視界(安全)×バッテリー(始動)×洗車(資産価値)。月1回のスタンド活用で、ドライブはもっと安心・快適・経済的に。気になることは何でもスタッフにどうぞ。⛽✨


 

 

サカモト石油のよもやま話

皆さんこんにちは!

サカモト石油の更新担当の中西です。

 

さて今回は

~“選ばれるスタンド”~

 

スタンドの価値は**「安心して入れる」×「気持ちよく帰れる」**で決まります。今日の記事は、安全運用・接客導線・洗車/ピットの品質・売場づくり・省エネと環境配慮まで、現場でそのまま使える“型”をまとめました。💪







1|まず“安全最優先”の基準を固定 🛡️




  • 有資格者(危険物乙四)の配置表を常時掲示、交代時は引継ぎチェック




  • 給油前アナウンス:エンジン停止・静電気除去・スマホ使用不可📵




  • 給油所内の動線:進入→給油→精算→出口を矢印と路面色で明確化。




  • 日次点検:漏えい・計量器・消火設備・防火砂・油水分離槽を朝礼で読み合わせ




  • ヒヤリハット100件=事故ゼロの材料。小さな気づきを掲示板に即記入📝








2|接客は“30秒の三段階”で印象UP 😀




  1. 視認:入庫3秒でアイコンタクト+会釈




  2. 案内:「レギュラー満タンですか? 洗車ご一緒にいかがですか?」の二択質問




  3. 見送り領収書と一緒に次回のクーポンを手渡し👋
    → セルフ店でも**誘導スタッフ1名の“安心感”**は売上に直結。








3|洗車&コーティングの“品質を見える化” 🚘✨




  • 標準メニュー:水洗い/撥水/プレミアム(下回り+ホイール)。




  • 仕上がり基準:ボディ水滴ゼロ・ミラー/ドア内側の拭き残しゼロ・タイヤワックス均一。




  • 作業票担当・開始/終了時刻・追加提案欄を記録→再来時に接客精度UP。




  • 雨予報日は**“48時間雨天保証”**で来店機会を逃さない☔








4|ピット作業は“安全×スピード”の両立 🧰




  • 5項目の即時点検:タイヤ空気圧・溝/偏摩耗・ワイパー・バッテリー電圧・ウオッシャー液。




  • 提案は“数値で”:空気圧kPa・残溝mm・電圧V。不安を煽らず事実だけを伝える。




  • 油外(オイル/フィルタ等)は在庫の規格表をピット内に常設→品番探しのロス削減。








5|売場とPOP:迷わせない配置 🛍️




  • レジ横:ガラス撥水・虫取り・消臭など“即使う系”。




  • 洗車待ち席:コーティングメニューの比較POP体験見本




  • パネルは価格・効果・所要時間の3点のみ。文字は少なく、写真で訴求📸








6|キャッシュレス&会員化で“次回”を作る 💳📲




  • アプリ会員=燃料◯円/ℓ引き+雨天洗車クーポン




  • 車番認識×会員給油→洗車の自動レコメンド




  • メンテ履歴(オイル交換日・バッテリー年式)→月1回の案内配信








7|省エネ&環境配慮で“良い会社”に 🌿




  • LED化・インバータ圧縮機・タイマー消灯で電力を平準化。




  • 油水分離槽の清掃記録を見える化→地域の信頼度UP。




  • リーフセーフ洗剤水リサイクル洗車機でエコPR。♻️








8|朝礼10分の型 ⏰




  • 安全KY(今日の危険3件)




  • 目標(燃料L・洗車台数・油外点数)




  • 今日の推しメニュー(理由も共有)




  • クレーム/誉め言葉の共有(再発防止&横展開)








9|日次KPIチェック ✅




  • 客単価油外比率洗車利用率再来率クーポン回収率




  • 目標未達の要因は**「天候」「人員」「在庫」「導線」**のどれか?を必ず言語化。







まとめ
安全の徹底×30秒接客×数値で提案。この3つが“また来よう”を生みます。まずは朝礼10分の型洗車の仕上がり基準表を今日から掲示しましょう。⛽🤝✨


 

 

サカモト石油のよもやま話~道のり~

皆さんこんにちは!

サカモト石油の更新担当の中西です。

 

さて今回は

~道のり~

ということで、「原油からガソリンになるまで」の流れを、段階ごとにわかりやすく、かつ深く解説します。

 

私たちが何気なく使っているガソリンは、ガソリンスタンドで給油すればすぐ手に入ります。しかし、その一滴ができるまでには、数百万年という地質の歴史と、複雑な工業的プロセスが存在します。







原油の起源 〜太古の命のエネルギー〜


● 化石燃料としての原油


ガソリンのもとになるのは原油(crude oil)です。原油は、数千万〜数億年前の動植物の死骸が、海底などの無酸素環境で堆積し、長い年月と地圧・地熱によって分解・変質して生成されたものです。



● 油田の形成


これらの原油は、地層の隙間に溜まり、「油田」として地中に存在しています。掘削技術の進歩により、深海やシェール層などからも採取できるようになってきました。







採掘と輸送 〜地中から地上へ〜


● 掘削(ドリリング)


専門の装置で地中を数百〜数千メートル掘削し、パイプラインを通じて原油を地上に汲み上げます。これには地質調査やシミュレーションなど、高度な技術が必要です。



● 一次処理と輸送


採掘されたばかりの原油は、砂・水分・ガスなどを含んでいるため、油水分離装置や脱ガス装置によって一次処理されます。
その後、タンカー船・鉄道・パイプラインを通じて、各地の製油所へと運ばれます。







精製 〜原油がガソリンに生まれ変わる〜


原油はそのままでは使えません。さまざまな炭化水素の混合物であるため、「分ける・加工する・仕上げる」というプロセスを経て、ガソリンを取り出す必要があります。



● 1. 蒸留(常圧蒸留塔)


製油所で行われる最初の工程が蒸留(ディスティレーション)です。原油を約350~400℃に加熱し、沸点の違いを利用して成分を分離します。





  • 沸点の低い順に





    • 石油ガス(プロパン・ブタン)




    • ガソリン(約30〜180℃)




    • 灯油




    • 軽油




    • 重油






この段階で取り出されるガソリンは「直留ガソリン」と呼ばれますが、量は限られており、品質も不十分です。



● 2. 分解(クラッキング)


需要が高いガソリンを増やすために、重油などを高温・高圧・触媒反応で分解(クラッキング)し、ガソリン成分を生成します。





  • 熱分解(サーマルクラッキング)




  • 接触分解(FCC=Fluid Catalytic Cracking)
    などの技術が使われます。




● 3. 改質・ブレンド


次に、オクタン価(燃えやすさ・ノッキングの起きにくさ)を上げるために改質(リフォーミング)が行われます。
さらに、安全性や排ガス規制を考慮して、複数の成分を混ぜ合わせ(ブレンド)て、最終的なガソリン製品が完成します。







流通と販売 〜製油所から車へ〜


精製されたガソリンは、タンクローリーやパイプラインで各地の油槽所(貯蔵施設)へ輸送され、そこからガソリンスタンドに配送されます。



● ガソリンスタンドでの品質管理


スタンドでは、定期的な検査・水分管理・静電気防止などの安全対策が行われ、私たちが安心して使える品質が保たれています。







一滴のガソリンに込められた科学と時間


ガソリンは、
✅ 数千万年にわたる自然の営み
✅ 高度な採掘・精製・分配技術
✅ 安全かつ効率的な物流と管理
という多くの要素が積み重なって初めて私たちの手に届くエネルギー資源です。


私たちが車に給油するその瞬間にも、壮大な地球の歴史と最先端の科学がつながっているのです。